【バレエ・ダンスの先生必見】選ばれる習い事になるための6つの秘訣

収益化への道

皆さん、こんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。

さて、本日は「どうしたら習い始めたダンスを子供たちに長く続けてもらうか?」というテーマでお話していきたいと思います。

先生Aさん
先生Aさん

せっかく入会してくれた生徒さんが、1年くらいでやめてしまう。

そんな悩みを抱えるダンススクールの先生は少なくありません。

そして、中には

先生Bさん
先生Bさん

私の指導の仕方に問題があるのかな?

と自信をなくしてしまう先生もおられるかもしれません。

この記事でわかること

✅子供たちが習い事をやめてしまう理由がわかる。

✅選ばれる習い事になるための6つの秘訣がわかる。

✅今すぐできる効果的な方法がわかる。

この記事を読めば、あなたのダンススクールに生徒さんが定着し、活気あふれる教室になること間違いなしです!

習い事が続かない理由とは?

そもそも、なぜ生徒さんが長続きしないのか?まずはその理由について考えてみましょう。
(今回は子供に絞って考えていきます。)

子供の習い事、週にいくつ?

2022年に実施された「子供の習い事に関するアンケート」によると、小学校に通うお子さんの習い事の数は、「1つ~3つ」という回答が多く、全体の75%以上とのことでした。

一番多かったのが2つ(31.4%)で、次は3つ(25.1%)だったので、小学生であっても複数の習い事をしている感じですね。

子供の頃は、色んな事に次々と興味が湧きますし、親御さんの方も色々チャレンジさせたくなるので、いくつかの習い事を掛け持ちですることが多くなるようです。

習い事をやめる理由:子供の視点

毎日の学校と放課後の習い事で、充実していると感じるお子さんがいる一方、自由時間がなかったり、体力的にキツイと感じたりするお子さんもいるようです。

また、習い事の上達が遅かったり、ついつい他の子どもと比較し、自信をなくしてしまったりと、習い事がストレスと感じる場合もあるようです。

習い事をやめる理由:親の視点

親御さんの視点で考えると、習い事が多いと経済的な負担が増すことが考えられます。

さらに、お子さんの送り迎えなど時間と体力も奪われることにもなるので、家事と育児と仕事のバランスがうまくいかない場合もでてきます。

こうしたことから、習い事を続ける意味を考え直し、習い事を減らすという行動に繋がるわけです。

選ばれる習い事になろう

複数の習い事の数を整理する時、やめるものもあれば、続けるものもでてきます。

この時に、あなたのダンススクールが【選んでもらえる習い事】であるか。ということが重要になってきます。

続けることのメリットを示す

親御さんにとって、一番大切なのはお子さんの気持ちです。

お子さんが笑顔で楽しんでいるもの、真剣に頑張っているものに対しては、「やめる」選択肢には入れてこないと思います。

まずは、当事者である子供たちにダンスを続けることで得られるメリットを感じてもらい、「ダンスだけは絶対にやめたくない!」と言ってもらえることが一番大切です。

そして、親御さんにとっても「お金を出す価値がある習い事」だと感じてもらえれば、「続けさせたい」となるはずです。

ここまでのまとめ

では、ここまでをまとめていきましょう。

やめる理由には

  • 習い事の上達が遅い
  • 他の子と比較する
  • 体力的な問題
  • 送り迎えの負担
  • 経済的な負担

続けるメリット

  • 子供が「頑張ること」を「楽しめる」ようになる
  • 目標を立て、それを達成することで自信が生まれる
  • 新しいコミュニティの中に属する
  • 子供の生き生きとした姿を見て、親としての喜びを感じられる

選ばれるためには、「やめる理由」を取り除き、「続けるメリット」を打ち出せばよいということが分かります。

解決方法【6つの秘訣】

では、具体的に【選ばれる習い事になるための6つの秘訣】を見ていきましょう。

1.個人の目標設定をサポート

生徒一人一人の短期・中期の目標を設定しましょう。

子供たちが、ダンスを始めた年齢はまちまちです。3歳で始めた子もいれば、7歳ではじめる子もいます。年齢が同じでもダンスのキャリアはそれぞれ違うので、年齢が同じでも目標は別々に立てるようにしましょう。

そして、生徒が目標に達成感したと時には、先生から何か具体的なアクションをとるようにしましょう。

2.生徒が先生のファンであること

生徒が先生のファンであることは、とても重要です。

「先生が○○バレエ団出身だから、この教室に通っている。」とか「この教室が○○メソッドだから通っている。」というのではなく、この教室の【先生がこの人】だから通っていると言ってもらえる先生を目指しましょう。

ご自分を知ってもらうために、SNSを活用すれば、ダンサーとしても先生としても努力し成長している姿を確認してもらうことができるので、SNSを上手に活用していくこともおススメです。

生徒さんにとって「先生の人柄が好き。」ということは、選ばれる習い事になるための大切な要素のひとつです。

3.モチベーションの維持

子供はできないことが続いた時などに、集中力が途切れることが多いです。

そのような時は、一旦その動きをストップさせて、少し簡単なこと(その子が過去にできたこと)を複数回させて、自信を取り戻させるようにしましょう。

簡単なことでも、褒めてあげると気持ちの切り換えができるものです。

4.時間を守る

意外とできていない人が多いのが、この時間を守るということです。
例えば、レッスン開始時間に人が集まっていなくて、5分10分と待ってしまうと、キチンと時間通り来ている生徒さんのモチベーションは下がってしまいます。

また、「遅刻しても待っててもらえる。」というムードが広がると、どんどん時間にルーズなイメージが教室全体に広がってしまいます。

レッスンの終了時間も同じで、レッスン時間を延長することで、お迎えに来てくれる親御さんの予定を狂わすことになってしまいます。

時間はキチンと守り、生徒さんやご父兄の予定に悪い影響が出ないよう配慮しましょう。

5.発表会の工夫

発表会の時に関してよく不満として上がるのが、「自分の子供が踊っている姿を客席で観られない。」や「父兄がこき使われてクタクタになる。」などということです。

親御さんとしては、たくさんの費用をかけて発表会に出演させているのに、客席から自分の子供を応援できないとなれば、さすがに不平や不満が出てくるわけです。

何とか工夫をして、発表会の時には、ご父兄には座って観て頂けるようにしましょう。

6.継続しやすい仕組み

姉妹や親子で入会した場合に、入会金やお月謝の割引をするなど特典制度の導入を考えてみましょう。

また、5年継続時や10年継続時には、おさらい会などで特別に表彰したり、記念品を渡したりして、継続する楽しみを味わってもらえるようにしましょう。

今すぐできる効果的な方法

以上6つが、私が試行錯誤しながらたどり着いた【選ばれる習い事になるための6つの秘訣】です。

ご褒美シール

この中で、誰でもすぐに実践できそうなことは、【ご褒美シール】を渡す方法です。

私のスクールでは、子供の生徒さんにはノートを準備してもらい、レッスン中に注意されたことを書き留めるよう指導してきました。

そして、その注意されたことが、克服できたり、克服するための努力がみられたりした場合に、【ご褒美シール】を渡すようにしていました。

子供たちは、シールが大好きなので、これは本当に効果があり、生徒さんやご父兄からも好評でした。

シールは、市販のものは使わずに、自分で作ったオリジナルのものを使っていたので、レア感があってよかったみたいです。

まとめ

以上が、【選ばれる習い事になるための6つの秘訣】という記事になります。

少子化で、子供の数が減る一方で、習い事の教室の数はどんどん増えています。
色々工夫して、生徒さんや親御さんに最後まで選んでもらえるスクール作りを目指していきましょう。

この記事が、少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。

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