【子どものタイプ別】こころに刺さる「最高の褒め言葉」とは?

気をつけること

皆さんこんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。

本日は、子供の生徒さんとのコミュニケーションのうち、【褒め言葉】にフォーカスした記事をお届けしたいと思います。

ダンス講師Aさん
ダンス講師Aさん

レッスン中に、子どもたちの集中力が続かない。

ダンス講師Bさん
ダンス講師Bさん

子どもたちのやる気を引き出には、どうしたらよいのだろう?

などというお悩みをお持ちの先生方もおられるのではないでしょうか。
また、子どもたちは一人ひとり個性も違うので、それぞれに合った対応も必要ですよね。

この記事では、そんなお悩みを解決するヒントをご紹介いたしていきます。

この記事でわかること

✅子どもの性格はどのようなタイプに分けられるかということ。

✅子どものタイプによって、異なる効果があるということ。

✅それぞれのタイプに合った褒め言葉をかけると効果があるということ。

です。

褒め方一つで、子どものやる気は大きく変わってきます。
一人ひとりの個性に合わせた指導と褒め言葉で、生徒さんの心をしっかり掴んでいきましょう。

子どもの性格を知ろう

同じようにバレエやダンスが好きな子どもでも、その性格は様々です。

まずは、どのようなタイプに分けられるのかを考えていきましょう。

7つのタイプ

細かく分ければキリがないのですが、先ずは子どもの性格面でのタイプを7つに分けてみました。

  • おっとり 
  • お利口 
  • わんぱく 
  • 気配り 
  • 頑張り屋 
  • 甘えん坊 
  • ご機嫌にムラがある

思春期になると性格も少しずつ変わってくるかと思いますが、今回は未就学児から小学6年生くらいを対象にこのようにタイプ分けしてみました。

ご自分の生徒さんのお顔を思い浮かべながら、その生徒さんがどのタイプに当たるのかを想像してみましょう。

効果的な【褒め言葉】を選ぼう

「子どもたちに喜んでもらいたい!」と思ってかけた褒め言葉であっても、シチュエーションを間違えると、その効果は半減してしまいます。

子どものタイプによって使い分ける

例えば、ある課題をとても上手に出来た生徒さんがいたとします。
その生徒さんに対して

「○○ちゃん、今のとても上手だったから、みんなの前でお手本見せてあげて!」

と言ったとしましょう。
この言葉は、どのタイプの子どもたちにとってもうれしい「褒め言葉」になるでしょうか?

「人より目立ちたい」「できれば真ん中で踊りたい」という生徒さんにとっては、最高の褒め言葉かもしれません。

しかし、ちょっと控えめで、おとなしいタイプの生徒さんの場合だと「あまり目立ちたくない」とか「他の人から冷やかされるのが心配」というような感情が湧いて、必ずしもうれしい褒め言葉にはならないかもしれません。

子どもは、大人以上に繊細なので、どんな言葉をかければ効果的なのかは、そのタイプ別に考えていくことが必要だということがわかります。

タイプ別の褒め言葉

では、上記であげた7つのタイプ、それぞれに合った褒め言葉の例と理由について考えていきます。

【おっとり】タイプ

このタイプの生徒さんは、マイペースでコツコツ努力する人が多いです。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「ゆっくりでいいよ。自分のペースで大丈夫!」:焦らず、自分のペースで取り組めるように促します。

「その優しい動き、素敵だね!」:柔らかく丁寧な動きを具体的に褒めます。

「集中して取り組んでいるね!」:集中力を認めてあげます。

【お利口】タイプ

このタイプの生徒さんは、しっかりしていて叱られる経験が少ないタイプです。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「いつもよく考えて行動できるね!」:考えながら行動できることを認めます。

「新しいことに挑戦する気持ち、素晴らしい!」:チャレンジ精神を応援します。

「もっと自分の気持ちを表現してみよう!」:殻を破って、もっと自由に表現することを促します。

【わんぱく】タイプ

このタイプの生徒さんは、レッスン前にいつも走り回っている元気な子です。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「元気いっぱいだね!その勢いがすごい!」:元気なところを認め、肯定します。

「集中して取り組むと、もっと上手くできるよ!」:集中力と目標達成を結びつけます。

「みんなで協力して、楽しい作品を作ろう!」:協調性を育みます。

【気配り】タイプ

このタイプの生徒さんは、周りの子たちのことも気にしてくれるお姉さんタイプです。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「よく先生の話が聞けて偉いね!」:先生の話をよく聞くことを褒めます。

「自分の意見を言えることは素晴らしいことだよ!」:積極的に意見を言えるように促します。

「ちょっと休憩して、また頑張ろうね!」:無理のないように、休憩を促します。

【頑張り屋】タイプ

このタイプの生徒さんは、まじめで出来ないことがあれば何度でもトライし克服するような子です。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「いつも一生懸命で本当にすごい!」:努力を認めて、励まします。

「少しずつだけど、確実に成長しているよ!」:小さな成長にも目を向け、自信をつけさせます。

「もっと自分を褒めてあげようね!」:自己肯定感を高めます。

【甘えん坊】タイプ

このタイプの生徒さんは、みんなの後ろからついていくような妹タイプです。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「先生も〇〇ちゃんが大好きだよ!」:愛情表現で安心感を与えます。

「〇〇ちゃんが頑張ると、先生も嬉しいよ!」:子どもを巻き込み、一緒に目標に向かって努力します。

「ちょっと難しいね。一緒にやってみようか?」:一緒に乗り越えることで、達成感を共有します。

【ご機嫌にムラがある】タイプ

このタイプの生徒さんは、その日によって対応を変えなければいけないタイプです。このタイプに効果的な褒め言葉は、

「今日は〇〇ちゃんの笑顔がたくさん見られて嬉しいな!」:良いところを具体的に伝えます。

「ちょっと気分転換してみようか?」:気分転換の機会を与えます。

「〇〇ちゃんの好きな音楽をかけて踊ってみよう!」:好きなことを通してやる気を引き出します。

【褒め言葉】をかける時の注意

子どもの目を見て話そう

生徒さんに、お互いに真剣に話を聞いていることを伝え、信頼関係を築きます。

具体的な言葉を使おう

子どもが相手なので、漠然とした言葉や難しい言葉ではなく、具体的な行動や成果をわかりやすい言葉で褒めることが効果的です。

感情を込めて話そう

声のトーンや表情で、子どもたちは先生の気持ちをくみ取ります。心のこもった言葉を掛けるようにしましょう。

子どもの成長を一緒に喜び、励まそう

子どもたちの成長を心から喜んで、共に目標に向かって進んでいきましょう。

まとめ

以上が、「【子どものタイプ別】こころに刺さる「最高の褒め言葉」とは?」
の記事になります。

子どもたちのやる気を引き出すためには、その子に合った言葉を選び、具体的に褒めることが大切です。(もちろん、状況に応じて時には叱ることも大切ですが。)

今回は、子どものタイプを7つに分けましたが、読者の皆様の教室の生徒さんに合わせて、内容を自由にアレンジしてくださいね。

今回の記事が、読者の皆さまのスクール運営に少しでもお役に立てればうれしいです。

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