こんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。
本日は、ホームページに載せる【人の心を掴むプロフィールの書き方】というテーマでお話していきます。
これからダンスを学びたいと思っている人が、スクール選びをする際、もっとも気になるのが、「先生がどんな人なのか?」ということでしょう。
ダンス講師としてのあなたの個性や指導スタイルを伝えるために、ホームページやSNSなどでプロフィールを伝えることが大切です。
プロフィールには、見る人が「この先生に習いたい!」と感じるような内容にする必要がありますが、具体的に何をどんな風に書けばよいのか?をご紹介していきます。
まず、プロフィールの中に盛り込む項目について考えていきましょう。
項目には、次の8つが挙げられます。
1.自己紹介(あいさつ文、名前など)
2.出身地や学歴(どこでダンスを学んだか)
3.経歴(プロとして、どのようなステージに立ってきたか)
4.主な実績(コンクールやコンテストの受賞歴)
5.専門分野や自分の強み(得意ジャンルは何か、どんなジャンルを指導できるか)
6.資格(ダンス学校の指導メソッドなど)
7.趣味
8.主宰者として今後のビジョン
では、ひとつずつ内容を確認していきましょう。
1.自己紹介
1つ目は、簡単な自己紹介です。
ご自身の名前とスクール名、それに短いあいさつ文を加えましょう。
またプロフィールに写真を載せることも有効です。写真は玄人うけするものより、明るい雰囲気で好感が持てるようなものを選ぶようにしましょう。
【自己紹介】の例文
- 「はじめまして、○○ダンススクールの△△です。わたしの主宰する○○ダンススクールのホームページに起こしいただきありがとうございます。」
- 「こんにちは、〇〇と申します。小さい頃からダンスが大好きで、この△△ダンス教室を開校することになりました。」
などが、導入部分の例文となります。
名前に関しては、芸名がある人はそれを書けばよいでしょうし、読み方が難しい場合はフリガナもふっておきましょう。
これから生徒さんとなる人からどんな風に呼ばれたいか?をイメージして書くとよいと思います。
2.出身地や学歴
2つ目は出身地や学歴です。
出身地はあまり細かいものでなく、ざっくりとした○○県出身とすればよいでしょう。
また、学歴は高校や大学でもいいですが、ダンスの先生なのでどんなダンス教室で修行してきたか?の方が生徒さんの知りたい内容になりますので、そちらを記載する方がよいと思います。
【出身地や学歴】の例文
- 「○○県出身。7歳から△△ダンススタジオでキッズダンスを始める。12歳で□□にてコンテンポラリーダンスを始める。」
- 「○○県出身。5歳から△△バレエ教室でバレエを始める。16歳で□□アカデミーに短期留学。」
という風に時系列で書いていきましょう。
3.経歴(職歴)
3つ目は経歴(職歴)になります。
ダンススクールを卒業したあと、プロダンサーとしてどのような仕事をしてきたか?
また、ダンサー以外に指導者としての経験を積んできた場合は、どんなジャンルのダンスをどんな人に教えてきたかを書きます。
【経歴(職歴)】の例文
- 「〇〇バレエスクールを卒業後は、海外に渡り△△バレエカンパニーで、ソリストとして活躍。」
- 「高校卒業後、○○のオーディションを受け合格。その後、○○のプロダンサーとして年間△△回のステージに立つ。」
- 「大学在学中は、○○ダンススクールでダンサーとして活躍しながら、同スクールの講師をして後輩の指導にあたる。」
などが、この項目の例文になります。
このあたりは、生徒さんが特に注目する部分でもあるので、丁寧に書いていきましょう。
4.主な実績
4つ目は主な実績になります。
ここでは、コンクールへの参加歴や受賞歴を書いていきます。
こどもの頃からたくさんのコンクールに参加してきた人は、特に成績の良かったものをピックアップして長くなりすぎないように気を付けましょう。
【主な実績】の例文
- 「○歳で△△バレエコンクール□部門3位、〇歳で~~。」
- 「〇歳で△△ダンスコンペティション□部門優勝、〇歳で~~。」
というような感じです。「スカラシップ獲得」や「優勝賞品として○○獲得」なども、あれば書くとよいでしょう。
5.専門分野や自分の強み
5つ目はあなたの専門分野や強みについてです。
これまでの経歴を生かして、これからダンス講師として何を教えていくか?
また、これまで指導した生徒の成功事例などを書いていき、あなたのレッスンを受けることで得られる効果を伝えていきましょう。
あなたにしかない講師としての強み、魅力を伝えることで、他のダンススクールの差別化を図ることができます。
【専門分野や自分の強み】の例文
- 「幼少期からモダンダンスに情熱を注ぎ、10年以上の指導経験を持つプロフェッショナル講師です。初心者からプロを目指す人まで幅広く指導しています。」
- 「ダンスコンテストでの優勝経験を持ち、コンテスト指導も得意としています。」
- 「解剖学を学んだ経験から、効果的でケガをしにくいダンストレーニング法を確立しています。」
などが、この項目の例文となります。
6.資格
資格に関しては、ヨガやピラティスの講師の方なら、いくつかの資格を取得されているのではないでしょうか?
バレエやダンスの先生でも、【指導の特化したコース】を受講された経験があれば書くとよいでしょう。
【資格】に関する例文
- 「全米ヨガアライアンスRYT200終了」
- 「日本バレエ教育者協会認定資格 取得」
- 「エイベックス・ダンスマスタークラス 終了」
などが挙げられます。
ただし、これらの資格は国家資格ではなく、民間団体の基準による資格ですので、生徒さんが必ずしも重要視するポイントではないかもしれません。
ダンスやフィットネスの資格に関する考え方は、人それぞれだということも頭に入れておきましょう。
7.趣味
7つ目は、趣味に関する項目です。
こちらは、オプション的なものになりますが、ダンス以外のあなたの魅力について知ってもらえる項目となります。
特に、ダンスのことがよくわからない、大人のダンス初心者には、内容によっては親しみや共感を持ってもらえるかもしれません。
【趣味】に関する例文
- 「バレエの講師ですが、K-POPをよく聞きます。」
- 「気分転換に料理をするのが好きです。」
- 「整理整頓がストレス解消法です。」
などが例文となります。
同じ趣味を持った生徒さんだと、話のきっかけになるかもしれません。
8.主宰者としての今後のビジョン
最後の項目は主宰者として、あなたが今後、どのようなビジョンを持ってダンススクールを運営していくかを書いていきましょう。
ダンスを始めるきっかけは、何も「プロを目指すため」だけではありません。
ダンスの技術向上の面だけではなく、健康ややりがいをアピールするのもいいですし、こどもの健全な心身の育成などをアピールするのもよいでしょう。
【主宰者としての今後のビジョン】の例文
- 「技術指導だけでなく表現力や自信を育むお手伝いをしています。丁寧でひとりひとりに合った指導を心がけています。」
- 「生徒の皆さんが、家族のように集える温かいダンススクールを目指しています。」
- 「一緒に楽しくダンスを学びましょう!優しく頼もしい先輩たちと一緒に素敵なステージを作っていきましょう。」
などが、その例文となります。
温かく迎え入れるイメージの言葉を書くと、「この先生に会ってみたい」と興味を持ってもらえるかもしれません。
まとめ
以上が、
ホームページに必須!【人の心を掴むプロフィールの書き方】
という記事になります。
参考にしていただけましたか?
魅力的なプロフィールを作成することで、あなたのダンススクールに対する好感度を高め、実際にお問い合わせや申し込みに繋げることができます。
上記の8つの項目の中から、ご自分に必要だと思うものを組み合わせて、個性をしっかりアピールできるプロフィールを完成させてくださいね。