【バレエ・ダンス教室の料金体系を徹底解剖】月謝制とチケット制のメリット・デメリット

収益化への道

皆さま、こんにちは!
ダンススクール起業ラボのTutuです。

バレエやダンススクールの経営をされている方の中で【レッスンの料金体系】について、お悩みの方はいらっしゃいますか?

これから開校することを考えている方は

ダンス講師Aさん
ダンス講師Aさん

バレエ教室の料金、どう設定すればいいんだろう?

とか。
また、すでに教室運営をされている方の中にも

バレエ講師Bさん
バレエ講師Bさん

料金体系によって、教室の雰囲気や生徒さんの層も変わってくるかも…

と、考えている方もおられるかもしれません。

本日は、【バレエやダンスのレッスン料金体系】にフォーカスして、徹底解剖していきたいと思います。

この記事でわかること

✅月謝制とチケット制のメリット・デメリットとは。

✅それぞれの料金体系には、どんな生徒さんが向いているのか。

✅新しい料金体系の提案

せっかく、あなたの教室を知ってくださった生徒さんと長くご縁が続く様に、レッスンの料金体系を整えて、生徒さんがずっと通い続けたい教室にしていきたいですよね。

では、早速行ってみましょう。

会員と非会員

お教室運営をされている場合、生徒さんには、まずお教室の【会員】になってもらう場合がほとんどだと思います。

しかし、最近では、『オープンクラス』を開講し、非会員の人を受け入れるお教室も増えてきました。

但し、オープンクラスは、経験者やプロを対象としたクラスが多いので、ここでは一旦置いておくことにしますね。

月謝制とチケット制

会員向けのレッスン料金体系で、多くのスクールが導入しているのが『月謝制』と『チケット制』です。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

月謝制

月謝制は、一定の金額を毎月支払うことで、週に何度かレッスンを受講できるシステムです。

月謝制のメリット

費用が安定している

毎月同じ金額を支払うので、予算が立てやすいというメリットがあります。

継続しやすい

定期的にレッスンを受ける習慣がつきやすく、モチベーションが維持しやすいという点も魅力です。

コミュニティ形成

同じクラスの生徒さんとの交流が深まりやすく、コミュニティが形成されやすいという側面もあります。

月謝制のデメリット

予定が合わない場合でも料金が発生する

予定が合わない場合でも、月謝は発生するため、無駄に感じてしまうことがあります。

急に辞める場合に手続きが面倒

月謝制の中には、自動引き落としシステムを採用されている場合があり、急な転勤や怪我などで、辞めなければならない場合の手続きが面倒な場合があります。

クラスが固定

振替レッスンなどに対応してもらえない場合もあります。

『月謝制』こういう人におススメ

基本的に小さいお子さん~高校2年生くらいまでは、月謝制をおススメするのが良いでしょう。
また大人の人でも、パート勤めなどで、週の予定が決まっている人などは、月謝制でクラスを固定するのがよいでしょう。

毎週決められた曜日・時間にレッスンすることで、一定の上達が見込めますし、クラスメイトと同じ舞台に立つ経験からダンスの技術以外にも多くのことを学ぶ機会に恵まれます。

チケット制

チケット制は、回数券になったチケットを購入し、その範囲内でレッスンを受けるシステムです。

チケット制のメリット

自分のペースでレッスンを受けられる

自分のスケジュールに合わせて、自由にレッスン回数を調整できます。

様々なクラスを試せる

異なるレベルや種類のクラスを自由に試せるため、自分に合ったクラスを見つけることができます。

短期集中したい場合に便利

短期集中でスキルアップしたい場合や、旅行などで一時的にバレエを中断したい場合に便利です。

チケット制のデメリット

費用が割高

月謝制に比べて、1回あたりのレッスン料金が割高である場合が多いです。

モチベーションが維持しにくい

自分のペースでレッスンを受けることが良い場合もありますが、モチベーションの維持が難しく、上達にムラが出るという場合もあります。

コミュニティ形成が難しい

同じクラスの生徒さんとの交流が少なく、コミュニティ形成が難しい場合があります。

『チケット制』こういう人におススメ

例えば、働いている人で、「月末は残業でレッスンに間に合わないことが多い。」という人。
受験を控え「毎週レッスンに通うのは難しいけれど、月に1~2回のペースでレッスンを続けたい。」という人などにおススメです。

元々は月謝制でスタートしたけれど、週1回の定期的なレッスンが難しくなってしまった人も、けっこうたくさんおられると思います。

バレエやダンスを続けたい意思がある人で、「月に2~3回なら通えそう。」という人には、チケット制を提案することで、お教室との関係を続けてもらいましょう。

【チケット制】の多様性

次は、【チケット制】を希望される会員さまに向けて、もっと利用してもらいやすくするには、どうすれば良いかを考えてみましょう。

『枚数別の回数券』

回数券は「10枚綴りのみ」とされている先生は、もっと違う種類のものも作ってみてはいかがでしょうか?

例えば

  • 6枚 10枚 18枚 の回数券チケットを作って、枚数が多くなるほど1回あたりのレッスン料金が安くなる。
  • 1カ月受け放題○○円のチケットを作ってみる。

月謝制の生徒さんでも使えるチケット

  • 普段は月謝制の生徒さんでも、自分のクラス以外にプラスして受けたい場合のチケットを別途作ってみる。

など、生徒さんの短期的な目標を達成するためにできることを考えてみましょう。

まとめ

バレエやダンスのレッスン料金体系は、「会員さまによる月謝制」が最も一般的です。

ただ、最近では、様々なスタイルのチケット制を導入しているスクールも多く、生徒さんがご自分に合ったスタイルを選択できる方に、ニーズが集まりつつあります。

皆さんのお教室でも、レッスン料金体系を見直し、他にはないスタイルで生徒さんのニーズにお応えしていきましょう。

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

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