こんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。
本日は、「ダンス教室経営者必見!レンタルスタジオから始める人が成功する8つの理由」というタイトルでお話していきます。
バレエやダンスの講師の方の中には、
これからダンススクールを開校したいけど、テナントを借りるのはハードルが高い。
生徒さんの人数が増えてきたけれど、スタジオの契約はなかなか踏み切れない…。
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、成功しているダンススクールの経営者たちは、固定のスタジオを持たずに、レンタルスタジオを賢く活用しているということをご存じですか?
今回は、【レンタルスタジオ】がダンススクールの運営にどのようなメリットをもたらすのか、8つの理由を詳しくご紹介します。
成功の秘訣は固定費を減らすこと
バレエやダンスの教室運営で成功するには、「収入に対する経費をいかに少なく抑えるか。」ということです。
この場合、収入は生徒さんから頂くレッスン代になります。
そして、経費は、レッスンするスタジオの家賃、雇っているインストラクターへの給料(人件費)、水道・光熱費などがあります。
家賃と人件費を抑える
ダンススクール経営は、小売業などと違い、仕入れをする必要がありません。
【売る商品=知識】になるので、仕入れに掛かる費用は、小さい時から蓄えたダンスの技術と知識がそれに該当します。
仕入れがないとなれば、経費の中で、もっとも大きな割合を占めるのが家賃と人件費になります。
逆に言えば、この二つを徹底的に抑えることができれば、入ってきた収入をほぼ減らさず、純利益をどんどん上げていくことができます。
レンタルスタジオから始めよう
では、ここからは、固定費のうち【家賃】に絞って、考えていきましょう。
結論から言いますと、私はテナントを借りてスクール経営を始めるより、時間借りのレンタルスタジオを利用することを断然おススメします。
その理由は、実際に私自身もレンタルスタジオを借りて、ダンススクールをスタートさせ、成功できたからです。
レンタルスタジオでのレッスンには、特に何の不便も感じず、むしろ「利点しかなかった!」と感じています。
【レンタルスタジオ】おススメ理由はこの8つ
では、私がレンタルスタジオにこだわった理由と、その経験から他の人にもおススメしたい理由を8つ挙げていきます。
1.初期費用を抑えられる
一番の理由は、初期費用がほとんど掛からないことです。
テナントを借りて、ダンス用に改装すれば800万円~1,000万円の費用が掛かります。
防音壁、ダンス用の床材、鏡、バー、更衣室、シャワー室など、こだわり出せば、もっともっと必要かもしれません。
レンタルスタジオを借りるなら、それら必要なものが揃ったところを探せばよいだけですし、そういう施設はたくさんあります。
2.必要な時間だけ借りればよい。
多額の費用を掛けてテナントを改装したとしても、そのスタジオを24時間使うわけではありません。
特にダンススクールをオープンしたばかりの頃は、クラス数もまだまだ少ないでしょう。
週に数時間使うだけなのに、多額の家賃を支払うのは勿体ないですよね。
レンタルスタジオなら、目的に応じた大きさのスタジオを必要な曜日・時間にだけ借りればよいわけなので、生徒数が増減しても柔軟に対応することが可能です。
3.場所の選択が自由
多額の費用を掛けて改装したテナントは、そう簡単に引っ越すことはできません。
思うように生徒数が伸びなかった場合や、ご近所トラブルがあった場合などは、ストレスを抱えながら経営を続けることになるでしょう。
このような場合でも、レンタススタジオでしたら、別のスタジオを探せばよいだけです。
また特に問題がなくても、より便利で条件の良いレンタルスタジオを見つけたら、拠点を変えることも簡単にできてしまいます。
4.スペースの多様性
レンタルスタジオは、用途に応じて様々な広さのスタジオが用意されています。
例えば、発表会のリハーサルを全員でやりたいとか、特別なワークショップをやりたい時などは、いつもとは違う広さのスタジオを予約すればよいだけです。
レンタルスタジオは都度契約なので、その時にあった広さのスタジオに変更し、大人数でのリハーサルもストレスなく開催できます。
5.整った設備を利用できる
レンタルスタジオには、はじめから鏡やバーが備えられているところも多く、低料金でそれらを利用することができます。
もちろん、音響設備や冷暖房器具も完備されているので、講師の皆さんは、レッスンウェアと音源を持っていくだけで、レッスンすることが可能です。
6.メンテナンス不要
スタジオの備品が壊れた場合などは、レンタルスタジオのオーナーがメンテナンスをしてくれるので、ダンス講師が新しいものを購入する必要はありません。
また、清掃に関しても、決められたことさえやっておけば、大がかりな掃除は求められません。
7.事業リスクの軽減
ダンススクール経営を始めたからといって、すぐに生徒さんが集まるとは限りません。
レンタルスタジオで事業をスタートさせた場合、万が一うまく行かない時でも、大幅な赤字になる心配はなく、ゆっくりと事業内容を見直すことができます。
8.事業拡大のチャレンジがしやすい
7のパターンとは逆に、最初にスタートした地域で順調に生徒数が伸びた場合、さらに同じ地域でクラス数を増やすことや、同じ年代をターゲットとした違う地域での事業展開も考えられます。
このように新しいアイデアに積極的に挑戦し、ダメならすぐに撤退するということもできてしまいます。
リスクを避けつつ、攻めた経営戦略を立てられるという点においても、レンタルスタジオから始めることがとても有効だということがわかります。
まとめ
以上が、
「ダンス教室経営者必見!【レンタルスタジオから始める人】が成功する8つの理由」
の内容になります。
レンタルスタジオを利用する最大の魅力は、
「用途の柔軟性」「経営コスト削減」「多様な選択肢」などです。
ダンス教室を長年経営されている先生の中でも、初期の設備投資に掛かった費用を銀行から借り、その返済に苦労されている方も多くいらっしゃいますし、
生徒数の減少により、テナントの家賃を払えないという状況にある方も出てきています。
また、ここ数年でダンス専用のレンタルスタジオは、ものすごく増えてきていて、利用者の選択肢もどんどん増えてきています。
もちろん、多くのスクール経営者は「自分のスタジオを持つことが夢。」とおっしゃるかもしれません。
レンタルスタジオから事業をスタートさせ、現金をたくさん作ってからその夢を着実に叶えるという方が、気持ち的にはストレスがなく仕事に落ち込めるのではないでしょうか?
この記事が、これからダンススクールで起業したいという方のお役に立てると嬉しいです。