こんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。
本日は、「必ず行きたくなる!体験レッスンの告知方法」についてお話したいと思います。
ご自分のダンススクールの生徒さんを増やす手段として、もっともポピュラーな方法は、体験レッスンを開催することがあるでしょう。
たくさんのライバルスクールがある中、ご自身のダンススクールに興味を持ってもらい、体験レッスンに来てもらうには、どのような工夫をすればよいのか?
について、考えていきましょう。
人の興味を引くための告知文とは?
体験レッスンに参加してもらうためには、先ず体験レッスンの告知をし、それに興味を持ってもらうことから始まります。
告知の方法は、チラシの配布やSNS投稿などがありますが、体験レッスンを探している人にとって必要な情報が盛り込まれているか?が重要となります。
大切なのはこの4つ
結論からお話すると、体験レッスンを告知するチラシなどに必要な情報は次の4つが挙げられます。
- いつ、どこで、どんなジャンルのダンスを体験できるのか?
- どんな人を対象とした体験レッスンなのか?
- どんな人が教えてくれるのか?
- 体験レッスンに掛かる費用や持ち物は何か?
です。
では、その4つを詳しく見ていきましょう。
1.いつ、どこで、どんなジャンルのダンスを体験できるのか?
これは、参加者が一番知りたい情報です。
習いたいジャンルのダンススクールを検索する際にも、これらの項目を入力する人が多いので、SNS投稿においても重要なワードとなります。
【Zの法則】を使う
チラシを作る際には、基本的な【Zの法則】というものがあります。
人は、チラシを見る時に左上の端から、Zの字を書くように目を走らせるというもので、スーパーのチラシなどは、この法則に沿って作られているそうです。
また、たくさんのチラシが収納されている【ラック】をイメージして下さい。
ラックの中にチラシを入れると、チラシの上部分の20%くらいしか見えなくなってしまいます。
つまり、チラシの上部に教えたいジャンル名を書くことが大切だということがわかります。
【Zの法則】に沿って、
- ダンスのジャンル
- 体験レッスンの日時
- 体験レッスン開催場所
と配置し、これらは特に目立つようにはっきりと記載しましょう。
地図を載せる
体験レッスンを開催される場所は住所や建物名を書くだけでは、行き方がよくわからないと思う人もいるかもしれません。
参加者が、不安なく会場まで来られるように、地図や道順などの掲載も必要です。
2.どんな人を対象とした体験レッスンなのか?
次に、参加者が疑問に思う内容としては、
「自分はこの体験レッスンを受ける対象に当てはまるのか?」
ということです。
【こども・おとな・初心者】など対象をわかりやすく書く
当たり前ですが、「子供と大人」また「初心者と経験者」を一緒のクラスに入ってもらうことはできません。
体験レッスンでも、時間帯を変えるなどして、対象者の層がバラバラにならないように気をつけましょう。
興味を引くための効果的なフレーズとは
対象者が決まっていれば、その人たちに向けて、興味を引いてもらえるようなフレーズを書き加えることを考えていきましょう。
例えば、お子さんを対象とした体験レッスンの場合でしたら
- 幼児でも安心!ゼロからじっくり学べます。
- お子さまの表現力・自信を育むダンスレッスン。
- 親子で学んで、お子さまとの絆を深めましょう。
- お子さまの積極性・協調性を育みます。
- コツコツ努力することを習慣化させましょう。
- お子様の創造力と集中力を育てます。
など。
また、大人を対象とした場合だと
- 初心者歓迎!ダンスを始めるのに年齢は関係ありません!
- 美しい姿勢と柔軟な体づくりへの挑戦!
- ゆるーく趣味として始めたい方にもぴったり。
- 若々しく生きるためにダンスを始めてみましょう。
- 優雅な身のこなしが身に付きます。
- 柔軟性のあるしなやかな筋力を身につけることができます。
などのフレーズが入っていれば興味を持ってもらえる可能性が高まります。
3.どんな人が教えてくれるのか?
3つ目は、「先生はどんな人か」ということです。これも、体験レッスン参加者にとってとても気になる項目のひとつです。
あなた自身についても、しっかりアピールしておきましょう。
経歴よりも人柄を重視
レッスンの内容に興味を持ってもらえても、先生であるあなた自身の魅力を伝えることができなければ、体験レッスンに申し込んでもらうことはできません。
例えば、ご自身写真を掲載する場合でも、対象者がこどもや初心者の場合には、できるだけ笑顔で優しそうなもの。親しみやすい雰囲気が伝わるものが良いでしょう。
そして、
「ぜひ、一度体験レッスンに来てください。あなたを歓迎していますよ。」という気持ちが伝わるようなコメントを添えるとより効果的でしょう。
輝かしいコンクール受賞歴などがあっても、そのことばかりをアピールするのではなく、あなたの温かい人柄をアピールする方が、体験レッスンにはつながりやすいかもしれません。
体験レッスンを告知するチラシなどは、限られたスペースに参加者が知りたいことを優先的に書くこととし、コンクール受賞歴がたくさんある場合は、ホームページに一覧で表記しておきましょう。
ダンススクールの雰囲気を伝えよう
他のダンススクールとの差別化をアピールすることも大切です。
あなたのダンススクールにしかない特徴や利点を考えて、ご自身の人柄とともにアピールしていきましょう。
4.体験レッスンに掛かる費用や持ち物は何か?
4つ目は、体験レッスン費と当日の持ち物についてです。
体験レッスンは有料でもよい
体験レッスンを無料にすれば、「本来の目的以外の人が紛れ込んで来る」ということは避けられません。
因みに、
私も最初は、体験レッスンは無料開催していました。
でも、目的外の人が来ることがあったため、ある時から数百円程度頂くことにしました。
体験レッスンを有料にしても、そのことが原因で問い合わせや参加者が少なくなったということはなかったです。
個人的には、体験レッスンを無料にすることにこだわりすぎる必要はないと思っています。
服装や持ち物について
持ち物については、過不足なくお伝えしたいですが、チラシに載せきれない場合もあります。
「不明な点は、メールにてお問い合わせください。」
としておけば、参加者とのファーストコンタクトも取れ、相手の不安も解消できるので、一石二鳥かもしれません。
問い合わせの返信は丁寧に
体験レッスンを告知するチラシなどに載せる基本的な内容は上記の通りです。
4つのポイントに、連絡先などを加えれば、体験レッスン参加者の知りたいことが詰まったチラシが出来上がるでしょう。
さて、ここからは番外編ですが、
体験レッスンを告知し、それに対し問い合わせがあった場合の注意点も確認しておきましょう。
的外れな返信に注意
問い合わせメールが来たら、まずは相手が何を知りたがっているかを正確に把握しましょう。
例えば、お相手の
「生徒さんの年齢層はどれくらいですか?」という問いに対し、
「生徒さんは皆初心者の方ばかりなので安心して体験レッスンにきてください。」
とお返事してしまったら、
「この先生は、人の話をちゃんと聞けない人だ」と思われてしまいます。
この場合、お相手は年齢層を聞いています。それなら、「40代の人も数名おられます。」とか「30代が中心です。」などが相手の求めている答えになります。
慌てず、相手が何を不安に思っているかを理解し、丁寧に答えることを心がけましょう。
そして、「ぜひ、体験レッスンに来てほしい。」「歓迎しています。」という思いが伝わるような言葉も添えるようにしましょう。
まとめ
以上が、
必ず行きたくなる!【体験レッスンの告知】とは?チラシ作りに必要なポイント4選!
の内容になります。
たくさんのダンススクールから、ご自身のスクールを選んでもらうには、「まずは体験レッスンの告知に目を留めてもらう」ということが「はじめの一歩」となります。
記事のポイントを参考にしながら、ご自身のダンススクールの魅力を盛り込んだ告知チラシを作ってくださいね。