【YMCメディカルトレーナーズスクール閉校!】ヨガインストラクターの未来はどうなる?

ヨガ・ピラティス

皆さま、こんにちは。
ダンススクール起業ラボのTutuです。

本日は、2024年9月に日本のヨガ業界で大きなニュースとなった、『大手ヨガインストラクター養成校の閉校』についてお話していきたいと思います。

全国展開していた【YMCメディカルトレーナーズスクール】の閉校は、ヨガ業界に大きな衝撃を与えました。

多くの卒業生やヨガインストラクター志望者の方々が、今後のキャリアや資格の価値について不安を抱いていることと思います。

この記事では、閉校の背景、卒業生が直面する課題、そしてこれからヨガのインストラクターを目指す方々へのアドバイスを3つの視点から解説していきます。

この記事でわかること

✅大手ヨガインストラクター養成校が閉校した理由

✅卒業生が直面する課題と解決策

✅ヨガインストラクターを目指す人が気をつけること

では早速いってみましょう。

大手ヨガインストラクター養成校の閉校の背景を探る:業界の変化と今後の展望

なぜ、多くのヨガインストラクターを輩出してきた【YMCメディカルトレーナーズスクール】が閉校に至ったのでしょうか。その背景には、ヨガ業界を取り巻く環境の変化が考えられます。

オンライン化の加速

コロナ禍を機に、ヨガのオンラインレッスンが普及し、場所や時間に縛られない学習スタイルが定着しました。これにより、従来型のスクールに通う必要性が低下し、スクール運営の形態も大きく変化しています。

今では、ヨガインストラクターとしての資格もオンラインレッスンで受講し取得することが可能なスクールもあります。

競合の増加

ヨガインストラクターの資格取得を目指すスクールは数多く存在し、競争が激化しています。

それぞれのスクールが独自のカリキュラムや強みを打ち出す中で、YMCメディカルトレーナーズスクールは、時代の変化に対応しきれなかった可能性があります。

経済状況の変化

コロナ禍による経済への影響は、ヨガ業界にも波及し様々な影響を与えました。

スクールに通う受講生の減少、物価上昇によるテナントの家賃や人件費の値上げなど、スクール経営をする人にとっては、収入の減少と経費の増加というダブルパンチで、経営を圧迫される結果となりました。

また、今までヨガを仕事にしたいと考えていた人たちも収入が不安定なインストラクターという仕事より、もっと収入が安定した仕事を希望する人が増えたことも原因といえるでしょう。

これらの要因が複合的に作用し、YMCメディカルトレーナーズスクールの閉校という結果につながったと考えられます。

卒業生が直面する課題

YMCメディカルトレーナーズスクールの卒業生は、突然の閉校に驚き、今後のキャリアについて不安を感じていることでしょう。

資格の価値

取得した資格の価値がどう変わるのか、という疑問を持つ方が多いと思われます。
しかし、資格はあくまでも一つの通過点であり、重要なのは、日々の学びと実践を通してスキルを向上させていくことです。

また、RYT200やRYT500などは、このスクール独自の資格ではないので、スクールが閉校しても「資格取得を語れない」ということはありません。

就職活動

ヨガインストラクターとしての就職活動において、スクール名がなくなったことで不利になるのではないか、と心配する方もいるかもしれません。

しかし、採用担当者は、個々のスキルや経験、そしてヨガに対する情熱を重視します。
つまり、スキルと人気があって生徒を集められるインストラクターであれば、需要は十分あると考えられます。

今後の学び

スキルアップのために、どのような学びを続けていけばいいのか、という悩みを抱えている方もいるでしょう。

オンライン講座やワークショップ、そして他のインストラクターとの交流など、様々な学びの機会があります。

これらの課題に対して、卒業生は以下のような解決策を検討することができます。

卒業生が直面する課題の解決策

H3自身の強みを明確にする

YMCメディカルトレーナーズスクールで学んだこと、そして自身の強みを明確にすることで、他のインストラクターとの差別化を図ることができます。

多様な働き方を模索する

ヨガスタジオでの勤務だけでなく、フリーランスのインストラクター、オンラインレッスン、ヨガイベントの企画など、多様な働き方を検討してみましょう。

継続的な学びを意識する

ヨガは奥が深いものです。常に学び続ける姿勢を持ち、自身のスキルアップに努めることが大切です。

ヨガインストラクター志望者へのアドバイス

ヨガインストラクターを目指す方々へ、今後『インストラクター養成スクール』を選ぶ際に考慮すべき点をいくつかご紹介します。

カリキュラムの内容

ヨガの基礎知識だけでなく、解剖学や生理学、指導法など、幅広い知識を習得できるカリキュラムかどうかを確認しましょう。

また、資格を取得する場合は、そのスクール独自のものか、それとも【全米ヨガアライアンス】のようにヨガインストラクターの国際ライセンスなのかもチェックしておきましょう。

受講生数

受講者数が極端に多い場合は、指導内容が雑になる可能性があるでしょうし、逆に、受講生が極端に少ない場合は、今回のように経営不振の心配があるので、そのあたりもしっかりチェックしましょう。

講師の質

講師の経験や指導実績、そして人柄も重要な要素です。講師のスケジュールが度々変更されたり、講師の覇気がなく疲れた様子があったりする場合は、受講を見直しましょう。

サポート体制

卒業後のサポート体制が充実しているかどうかも確認しましょう。
卒業生が働いている施設を聞いて、実際にレッスンを受けに行ってみたり、卒業生にインタビューしたりすれば、より内容がわかりやすいと思います。

費用と費用対効果

費用に見合った学びが得られるかどうかを慎重に検討しましょう。

また費用については、支払い方法(例えば、一括払いだけでなく月謝制があるか。)や振り替え制度があるかも確認しておきましょう。

スクール選びは、将来のキャリアを左右する重要な決断です。焦らず、じっくりと自分に合ったスクールを探しましょう。

まとめ

【YMCメディカルトレーナーズスクール】の閉校は、ヨガ業界に大きな変化をもたらしました。
しかし、この出来事をきっかけに、ヨガインストラクターとしてのキャリアを築くための新たな道が開かれる可能性も秘めています。

卒業生は、過去の経験を活かし、自身の強みを最大限に発揮することで、新たなステージへと進んでいくことができます。

そして、これからヨガのインストラクターを目指す方々は、より良いスクールを選び、質の高い教育を受けることで、自身の夢を実現することができます。

ヨガインストラクターとして活躍するためには、高い専門性はもちろんのこと、人との繋がりを大切にし、心からヨガを楽しむことが大切です。
困難な状況に直面しても、諦めずに目標に向かって進んでいきましょう。

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

タイトルとURLをコピーしました